12月◎日 師走に入ったと思ったら、 「今年、年内でいいので水漏れを直して下さい。」 羽島市在住のTB様から電話を頂きました。  thumbnailca7qboq9.jpg

例年思うことですが、12月に入りますと修理の電話が大変多くなるんです。 これも新年にあたり、縁起の良い年を迎えるための準備だと思いますが・・・・・。

早速、漏水探知機をもって現場に直行しました。 はじめは、どこから漏水しているかを発見しなければなりません。 この仕事の時は、人間の五感を際立たせて神経を集中し、今までの配管工事の経験と感で調査を開始します。

探知機を耳に当てて音による調査の始まりです。 「 シー、シーシーゴゴッ 」 場所を変えて 「 シュー、シューゴワゴワ」、別の場所からは、「 プツ、プツ、プツ 」  怪しいのは、電気温水器の止水バルブの下辺りです。 音で調べるには、限界があり、ここまでですから、実際にコンクリートを割って土の中を調べなくてはなりません。

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ハツリ機を使って、 「 ダッ、ダッ、ダッ・・・・・・・ガラガラ」 割っては、掘って見る。 またコンクリートを割っては、掘って見る。 順番に掘り進んでいくと、土が濡れています。 もう少しで発見できるぞ!

しかし、簡単では、ありません。 そうです。 なんと温水器の真下に進んでいくほどぬれている状態がひどいのです。 これは、電気温水器をどけてからでないと修理ができないかもしれない。 と思いながら、いちかばちか? えぐって掘り進めて見よう。 

決意を固めて更に温水器の真下に進んで行きました。 「 シューシューシュー 」 やはりココでした。 漏水場所発見 です。 水しぶきが飛んでいます。

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元の止水栓を止めて修理開始。 破損している箇所を切り取り、新しい配管部材で組み立て接続です。 10分ほどしてから止水栓を開けてみる。 メーターは、ちゃんと止まりました。 

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土を元に戻してコンクリートの復旧です。  原因と状況報告をして完了です。 今日も本当にありがとうございました。