太陽電池のパネルの 不具合 の中でも最も見つけにくいもう一つは、 セル上にあるハンダの剥がれ バスバーの断線。

なかなか見つけることは難しいと言われています。 この不具合も 計測器 によってしか 発見することはできません。 先のバイパスダイオード の故障と ハンダの剥がれ、バスバーの断線 は、 いろいろ計測してみて、一緒に見つかることもあります。

この原因を断定するところまで、調べようとすると、パネルを縦に切りだして、切り出した断面を大きく拡大してしか調べることはできません。 大掛かりな装置も必要であり、費用も掛かります。 「この原因だ」 と断定するところまでの調査ではなくて、 発電量が減ってきた時に、 このような原因が該当しているようです。  という段階の調査になるでしょう。

なかなか 太陽電池パネルの不具合 と言っても奥が深くて、 難しいですね。 今までは、メーカーも含めて、 ソーラーは、メンテナンスフリーという風潮が強かったですからね。 今後もいろいろ調査して、事例が報告できましたら、お知らせいたします。

調査をするためには、色々なパターンをまず勉強して、予備知識を持って、現場で、これがあの時のパターンかたと言う経験を積むしかありませんね。  更に精進して勉強いたします。 今後ともよろしくお願いします。