2度目の挑戦が始まりました。 弟の工事部長は、大学時代に一応電気工学を専攻していました。 私とは、基礎が違っています。 しかし、学科試験からの挑戦ですので、油断は禁物です。 その点私は、今年まで学科試験ん免除がありますので、なぜか 「余裕のよっちゃん!。」 でした。  そこで、昨年のことを思い出して、弟に 「学科試験のとき、試験会場の玄関で実技試験対策の講習会の案内をしているから、チラシを必ず貰ってきてくれ!」 と頼みました。 

案の定、チラシを配っていました。 チラシの案内を見て、弟の合格発表を待って、二人で受講することにしたのです。 費用は、それほど高くありませんでした。 会場は、名古屋駅から歩いていけるどこかの会館でした。

 受講生が50人ほどのクラスでしたが、先生が丁寧に教えてくれたので、大変勉強になりました。 講習会は、二日間です。 まったくの初心者向けの内容で、 「二言目には、重大欠陥をすると、失格になります。」でした。 重大欠陥とは、電線にキズをつけた程度が甚だしく危険な状態にして組み立てをしたときのことです。

いよいよ2度目の実技試験、二人とも今度は、緊張して望みました。 折角、実技指導も受けてきたのだから、ということでぜひとも合格したいと、本当に集中して受けました。 特に私は、今年不合格だと、また初めの学科試験からになってしまうので、真剣そのもでした。

試験が終わって、二人で、顔を見合わせて 「できたか?」 「おう、できたぞ!」 「俺もや。」 と調子付いて帰りました。  ・・・が、・・・。 2度目の挑戦は、果たしてどうだったか?  それは、次回につづく。